人間ドックにオプションの脳ドックを付けるかどうかで迷っている私が調べたこと

今度人間ドックを受けるんだけど、オプションの脳ドックって受けた方がいいのかなあ。脳って、ほら、いろいろあるじゃん。

知人がそんな話をしてきました。

「脳ドックって、そんなオプションがあるの?」というのが管理人の認識でした。いい機会なのでいろいろと調べてみることにしました。

知人も今まで人間ドックのオプションなんて必要ないと思っていたのですが、親戚に脳梗塞とか脳血管性のトラブルが多いので、そろそろ一度受けてみるのもいいかも・・・と考えるようになってきたというのです。

でも実際のところ、よくわからないんですよね・・・。

脳ドックっていうのは何を調べるところで、それによって何がわかるんでしょうか。脳ドックについてよく理解してから受けるかどうか判断したほうがいいかも・・・。

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脳ドックでやることと、わかることは?

いろいろ調べてみるうちにわかったのですが、ほとんどの脳ドックでは、次の2つの検査と2つのオプション検査が行われるようです。

通常検査:頭部MRI検査(磁気共鳴画像診断)、頭部MRA検査(磁気共鳴血管造影)
オプション検査:頸部MRA検査、頸部エコー検査(超音波検査)

MRIっていうのは大きなドーナツのような機械の中に寝させられて30分くらいの間トントントントン、ガーっていう音を聞かされ続けるアレですね。何回か受けたことがあります。狭いのがちょっと苦手・・・。

頭部MRI頭部MRAは主に脳血管障害の有無を調べるのが目的らしいです。危険な脳動脈瘤がないかどうかも、これでわかることが多いとか。脳梗塞のふるい分けとしても有効だそうです。

MRI検査やMRA検査のデータは3次元画像に変換することが可能なため、頭部の血管を3Dで立体的に見ることにより診断がしやすくなるのは、素人の私でも想像がつきます。

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤も早期に発見できていればその方がいいですよね、きっと。

くも膜下出血で亡くなった有名人、たくさんいらっしゃいます。プロ野球コーチの木村拓哉さん、歌手の竜鉄也さん、言語学者の金田一春彦さん、俳優の伊藤俊人さん・・・。早期発見というのは、なかなか難しいのでしょうけれど、少なくともMRI検査なしでは不可能でしょう。

そういえば、俳優でマルチアーティストの星野源さんも、くも膜下出血の経験者だそうですね。

くも膜下出血だけではありません。

歌手の徳永英明さん、演歌歌手の松原愛さんが罹患したもやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)も、MRI検査で発見することができるそうです。

また、脳内の血管に狭窄(きょうさく:狭くなった部分)があるかどうかも、3D画像の診断でわかるようです。脳動脈狭窄症は脳梗塞の原因と聞いています。

脳梗塞の経験者は有名人にも多く、幸いにも早期発見できた方に、元都知事の石原慎太郎さん、歌手の西城秀樹さん、俳優の江守徹さん、タレントの磯野貴理子さんや麻木久仁子さんらがいらっしゃいます。

もしも脳ドックで異常が発見できれば、それはとてもラッキーなことだと言えるんじゃないでしょうか。問題点は早期に発見できたほうがいいですし、状態があらかじめわかっていれば予防策も講じることもできるというもの。

脳ドックを定期的に受けていれば、心がけも違ってくるので大事に至らずに済むのかなと思います。

脳の疾患は多いの?少ないの?

私の知り合いで、夫婦2人とも脳梗塞を患ってしまった方がいました。

身内にも、入院して検査してみたら「脳血管性の認知症」ってことが判明した高齢の方がいます。

周りに何人かいるので、漠然と「脳の疾患って結構多いんじゃないかな」と思っていました。

2014年から2016年の厚労省「人口動態統計の概況」というものがあるのですが、そこに書かれている年間の脳血管疾患による死亡者数は次のとおりでした。

2014年・・・11万4,207人
2015年・・・11万1,973人
2016年・・・10万9,320人

多いのか少ないのか、この数値だけでは何だかよくわかりません。でも、その他の疾患による死亡者数と比較してみると、この10万人前後という数値ってかなり多いんじゃないかな、って気がしてきました。

下はその他の疾患による死亡者数の、2016年の数値です。

循環器系の疾患・・・33万9,847人
呼吸器系の疾患・・・20万8,603人
心疾患・・・19万8,006人
消化器系の疾患・・・ 4万8,737人

脳血管疾患は、部位別の2016年の死亡者数の中では第4位ということになります。

消化器系疾患よりも多いんですね。勝手に消化器系がもっと多いと思っていたところがあったので、脳血管系の方が多いと知ってちょっとびっくりです。

これって、胃カメラとか大腸検査とかと同じくらい、定期的に脳の検査をしないとダメってことなんじゃない?

と思ってしまいました。

ところで脳血管疾患としてまとめられているのは、具体的にどのような疾患なのでしょうか。

脳血管疾患って何?どうして起こるの?

厚労省が統計をとっている脳血管疾患は、大きく3つありました。

・くも膜下出血
・脳内出血
・脳梗塞(こうそく)

いろいろなサイトにかかれていることですが、くも膜下出血脳内出血脳の血管が切れたり破裂したりして起こるもの、脳梗塞血管が詰まって起こるものだそうです。

脳を覆っている組織は外側から頭蓋骨、硬膜、くも膜、軟膜と呼ばれていて、そのうちのくも膜の内側で出血したものがくも膜下出血だということらしいです。

くも膜下出血の多くは、脳の血管の一部にできる脳動脈瘤が破裂して出血を起こすことで発症するとか。脳動脈瘤は40歳ぐらいからでき始め、血管が弱ったり痛んだりしている部分で破裂しやすくなると考えられているようです。

脳内出血の多くは、脳の内部へ栄養を送る小動脈が破裂して起こるそうです。だから脳の深いところで出血していることが多く、治療がとても難しかったりするわけですね。

脳梗塞の場合、血管が詰まってしまって脳の一部に血液が届かなくなるようですね。血液の届かなくなった部分は機能を失うため、治療で血管の詰まりを治しても後遺症の残る可能性が高いとか。

やっぱりこわいですね、脳の疾患。脳ドックの必要性、だんだんわかってきました。

このような脳血管性疾患がなぜ起こるか、という点についてはなんとなく予想はつきますよね。

脳血管性疾患の原因として挙げられているのは、どれもいろいろな疾患の元凶になっている常連さんばかりです。

高血圧症、糖尿病、高脂血症、過度の喫煙、心臓病、アルコールの過剰摂取

高血圧との関係は特に注目されているとか。中高年になって血圧が高くなってきた人は、特に注意が必要なのでしょうね。わたしもそうですが。

この間、血圧計を買っちゃいました、ついに。やっぱり気になってくるんですよ・・・。

脳ドック、受けておいて損はないですね、絶対・・・。

脳ドックはどこで受けられる?

私が人間ドックを受ける予定の病院では、たまたま脳ドックがオプションにありました。でもどの病院でも脳ドックを実施しているわけではないので、いざ探してみると見つからないものです。

近所の病院で脳ドックを実施しているところがあるのなら好都合。「よし、ついでだから受けちゃおう」みたいな感じで受けられそうです。

オプションというと脳ドックがおまけみたいに聞こえてしまいますが、人間ドックを実施している病院の中には、脳ドックに特別に注力しているところもいくつかあります。

また、近年は「ふるさと納税」の返礼品として脳ドック付きの人間ドックを扱う自治体もあります。

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脳ドックをメインとして人間ドックを組むことができるため、「ぜひとも脳ドックを受診したい」という人から大変好評のようです。金内メディカルクリニックの場合、脳ドックに一般の人間ドックがついてます的な扱いのようです。

公式サイトによれば、金内メディカルクリニックは国内で3番目に脳ドックのMR検査を導入したという、脳ドックの分野での信頼が厚い医療機関だそうです。アルツハイマーの早期発見につながる「物忘れドック」も行っています。時代にマッチしてるなあと思いました。

脳ドックのプランがある病院は、脳を詳しく検査してもらいたいという人にとっては、この上なく頼れる存在ですよね。

→金内メディカルクリニック

「特に指定の病院はないのだけれど・・・」という人は、あらかじめ脳ドックのある病院を探し、そこで人間ドックを受けるようにするといいですね。

全国にある人間ドックの予約を取りまとめている人間ドック・健診予約サイトというのがあります。検査コースで脳ドックを選択するだけで、サイトに登録されている各都道府県の病院をリストアップすることができるので、とても便利です。

人間ドック・健診予約サイトは下記がおススメです。

人間ドック・健診「マーソ」

人間ドック・検診予約

都道府県別に検索するなら、下記リンクから直接探しに行けます。

札幌福島宮城東京神奈川千葉埼玉群馬栃木茨城愛知三重岐阜静岡山梨長野大阪京都兵庫滋賀奈良新潟広島岡山山口福岡佐賀熊本大分宮崎

もう一か所、「医療リンク.com」というところでも検索ができます。

医療リンク.com

【PET/CT検査】【脳ドック】


webから申し込むと割引特典があるのでお得です。

調べてわかった注意点

最後に、いろいろ調べているうちに出てきた注意点のようなものをまとめておこうと思います。

まず、脳ドックで何か見つかった場合にどうするかです。何か問題が見つかって、精密検査が必要だなんてことになった場合、一気に心配のどん底に落ちますよね。そういうのが耐えられないという人は、ひょっとしたら受けない方がいいんじゃないかなって気がしてきました。

とあるサイトに書いてあったんですが、「余計な心配事を抱えるのが嫌だったら人間ドックは受けない方がいい」という意見もあるようで。

結果をポジティブにとらえられる人ならいいのですが、管理人は小心者なので心配です。

でも、もし何か見つかっちゃった場合を考えると、脳疾患に強い医療機関で脳ドックを受けた方がいいのかも、とちょっと思いました。

次に気になった情報は、そもそもアートメイクとかタトゥーを入れている人はMRI検査を受けられないという点です。

私は入れていないので問題ないのですが、若気の至りでちょこっと入れちゃったんです、みたいな人もいるでしょう。

アートメイクやタトゥーには酸化鉄のような鉄粉塗料が使われていることがほとんどだそうなので、磁気共鳴で発熱して変色したり、ひどい場合は火傷を負ったりってことになるのだそうです。

眉毛にアートメイクしてる人もいますよね。その場合、頭部MRIは受けられないかもしれません。

また、歯科治療であごの骨に埋め込んであるインプラントについても、チタンが使われていることが多いので頭部MRIの撮影に支障をきたす可能性があるそうです。身体のどこかに金属が使われていて、すっかり忘れちゃってることってありそうですよね。

そして最後に、脳ドックのオプション料金のこと。ドック健診ってのは治療じゃないので、もともと保険適用外ですから、ある程度高くつくのは覚悟の上。でも料金の幅が結構あって、逆に悩みます。

安い脳ドックは2万円を切ってたりするのですが、高いのは6~7万円とかもありますね。3~5万円あたりが相場らしいのですが、安いものと高いものとではいろいろ違ってきます。

調べた中でわかったことは次のようなことです。

・新しい検査機器を使っている施設は料金が高くなりがち。
・MRI検査のシークエンス(輪切り画像の枚数)が多いと高くなる。
・検査項目が多いと高くなる。
・施設のサービスがいいと高くなる。(コンシェルジュ付きとか)

ちなみに自費でオプションの脳ドックを受けても、その費用は医療費控除の対象にはなりません。でも脳ドックで病気が見つかって、それをもとに治療が開始されたら、最初の脳ドックの費用は医療費控除の対象になるそうです。

一応、領収書は残しておいたほうがいいかもしれません。

まとめ

以上、脳ドックについていろいろ調べてみたことを書き連ねてみました。同じように迷っている人もいるんじゃないでしょうか。

調べてみた結果、やっぱり脳ドックを受けてみようかなという気になってきました。

脳動脈瘤が40歳あたりから出来始めるなんて聞くと、もうとっくに40歳を超えてしまった私はそろそろ1回検査しとく?って感じです。

脳ドックというものが少しだけわかりましたので、何も知らないまま受けるより断然安心できます。

ちなみに「画像診断Cafe」という診断ツールの機能を紹介しているサイトがありまして、頭部MRIの画像とかを見ることができるようになってました。びっくり。

脳ドックを受けるにあたって、検査画像に興味があったらちょっと見てみると参考になるかもしれません。

当然ながら私のような素人が見ても何もわからないんですけどね。

→「画像診断Cafe」のサイトへ

脳ドックは、高血圧症、糖尿病、高脂血症、過度の喫煙、心臓病、アルコールの過剰摂取に心当たりがある人なら、40歳~50歳ぐらいの間に1回位は受けておいたほうがいいのでは?
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