嫌がられるだけじゃない!? あなたの口臭は病気のサインかもしれない

とある食品メーカーが行ったアンケート調査によると、自分の口臭が気になるという人の割合は77.8%に達したとか。他人のでも自分のでも、口臭は本当に気になるものです。

歯磨きをしたりガムをかんだりしてもなかなか消せない口臭ですが、その原因はさまざま。

口臭は健康のバロメーターとも言われており、体調によっても変わります。実は大きな病気のサインだったりもするので、日頃から注意が必要です。

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臭いの原因による違い

口臭の原因は、大きく分けて次の3つがあります。

・食べ物による口臭
・歯周病菌による口臭
・内臓疾患による口臭

食べ物による口臭

臭いの強い食べ物を食べた後は口臭がきつくなることがほとんどです。臭いの元となる成分が口の中に残っていることもありますが、多くの場合は胃で消化されるときに発するガスが原因になっています。

具体的には次のような食品が危険です。

ニンニク、ニラ、ラッキョウ、玉ねぎ、長ねぎ、キムチ、納豆、チーズ

臭いのもととなる成分はアリシン硫化アリルジアセチルなどがあります。

食べたすぐ後に牛乳を飲んで臭い成分を包み込んでしまうとか、梅干しやレモンを食べてアルカリ性にするなどの方法がとられたりしていますが、食べたものがある程度消化されるまでは、なかなか難しいようです。

また、食べ物ではありませんがタバコアルコールも口臭の原因になります。人によっては他人の吐く息からタバコの臭いがするのはかなり苦痛のようです。

歯周病菌による口臭

歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)雑菌が繁殖し、それが臭いのもとになる場合があります。一般的な口臭の多くは、歯周病菌が原因になっていると考えられます。

歯周病は進行すると歯槽膿漏などの重大な病気につながる恐れがあります。歯槽膿漏の場合、腐った玉ねぎのような臭いを発すると言われています。

歯周病による口臭は、歯周病を治療することでおさまることがほとんどです。

内臓疾患による口臭

病気による口臭は主として口腔以外の場所に臭いの元があるため、本人では気づきにくいという特徴があります。

病気による口臭は、その病気の種類によって臭いに特徴があるため、判別材料にもなります。

副鼻腔炎扁桃炎咽頭膿瘍咽頭ガン副鼻腔ガンなどの耳鼻咽喉系疾患では、膿がのどに流れ出ることで悪臭を放つことが多いようです。

肺腫瘍肺ガン肺結核気管支拡張症などの呼吸器系疾患の場合、イオウ臭がすることがあります。

肝臓腎臓に障害がある場合も悪臭を発することがあります。多くの場合、アンモニア臭・カビ臭のような臭いだと言われています。

糖尿病の場合、リンゴの腐敗した臭いや甘酸っぱい臭いを発することがあります。

ひどい臭いを発していると指摘されたら、医療機関へ相談に行くことも考慮しましょう。

口臭は人間関係に関わる

いくつかのアンケート調査によれば、他人の口臭が気になった時にとる行動は次のようなものが上位を占めています。

・その場から離れる
・息を止める

多くの人が相手の口臭を感じても、それを伝えることなくその場から離れていくことが多いようです。

なんだか悲しいですね。

また、口臭について相手に伝えられるのは、ごく親しい間柄に限られるという傾向もあります。簡単に指摘できることでもないし、それで気まずくなったら嫌だという気持ちが優先するのではないかと考えられます。

口臭は人が離れていく原因になるにもかかわらず、自覚がないことが多いので、とても厄介な問題です。

口臭が気になる旨を言ってもらえたとしたら、それはある意味ラッキーなことなのかもしれません。

口臭を抑えるために

自分の口臭が気になる場合、歯を磨いたりうがいをしたりする以外に多くの人が行っているのは次のようなことです。

舌をきれいにする

舌の表面に付着する汚れは舌苔(ぜったい)と呼ばれ、口臭の原因になります。

舌苔は舌ブラシ(あるいは歯ブラシで代用)で擦ると一見きれいになりますが、ブラシでは刺激が強すぎて下の粘膜を痛めてしまい、慢性的に舌苔が付着するようになってしまいます。

最近はアルカリ性の洗口液(マウスウォッシュ)などで洗い落とす人が増えています。

定期的にオーラルケアをする

日本では歯医者さんに定期検診に通う人は全体の1割程度しかいないという統計結果もあります。

オーラルケアは虫歯の有無だけでなく口腔環境全般をケアするものです。口臭対策や歯周病予防のためにも信頼できるかかりつけの歯科医を持つことをおススメします。

通常は3か月に1回程度行います。保険適用外のことがほとんどですが、歯石を除去して洗浄してもらうのはとても気持ちのいいものです。

サプリメントやスプレーを使用する

口腔環境を清潔にすることと、体内の臭いの元を抑えることを目的としたサプリメントスプレーを利用する人も増えています。特に朝起きた瞬間の口臭が気になる人には寝る前にサプリメントを飲むと効果がある場合もあります。

汚れを落とす効果や口腔内の乾燥を防ぐ効果が期待される成分に加え、体内のデオドラント効果をサポートする成分を含有しているものが一般的です。

寝る前に服用するタイプや、歯磨きの後にスプレーするものなど、形態はさまざまですが、巷では口臭ケアとお腹ケアの両方の効果を期待できる【プレミアムブレスクレール】などが人気です。

また、近年注目を浴びているなたまめ成分を配合した歯磨き粉も、効果が期待できると評判です。

まとめ

人によっては深刻な悩みとなる口臭。自分でケアできるのであればそれが一番ですが、虫歯や歯周病が原因であったり、重篤な病気が隠れている場合もありますから、手におえないと思ったら自分だけで悩まないで医療機関に相談する勇気も必要です。

人間関係にも影響しかねない口臭問題。特に中高年はオーラルケアも含めて、自主的に対処していくことが望ましいと思います。

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