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シニア向けの割引~お得な移動手段・利用方法~(電車・バス・飛行機)

年齢を重ねるにつれて、旅行や移動のスタイルも変化してきます。若いころと比べて、できるだけ快適に、そしてお得に移動したいと考えるシニア世代の方も多いでしょう。実は、日本にはシニア向けの割引制度が充実しており、上手に活用すればかなりの節約が可能です。

この記事では、電車・バス・飛行機の3つの主要な移動手段に焦点を当て、それぞれのシニア向けお得な利用方法を詳しく解説します。これから旅行やお出かけを考えている方は、ぜひ参考にしてください。


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電車のお得な利用方法

1. シニア向け割引乗車券

JRの「大人の休日倶楽部」

JRでは、50歳以上を対象とした「大人の休日倶楽部」という会員制度を提供しています。

  • ミドル(50歳~64歳):JR東日本・JR北海道の切符が5%割引(特定期間は最大30%割引)

  • ジパング(65歳以上):全国のJRが30%割引(年会費が必要)

年に何度か鉄道旅行をする人なら、会費を払っても十分元が取れるお得な制度です。

JR西日本の「ジパング倶楽部」:65歳以上。年会費3,840円で全国のJR線のきっぷが年間20回まで20~30%割引。また、JR西日本線のきっぷがネット購入で何回でも30%割引。

JR東日本の「ジパング倶楽部」:65歳以上。年会費3,840円で全国のJR線のきっぷが年間20回まで20~30%割引。

私鉄・地下鉄のシニアパス

JRだけでなく、各地の私鉄や地下鉄でもシニア向けの割引が提供されています。

  • 東京都シルバーパス:都営地下鉄・都バスが定額で乗り放題

  • 関西私鉄のシニアパス:近鉄、南海、京阪などで提供(条件は各社異なる)

  • 地方のシニア向けフリーパス:自治体によってさまざまな割引あり

2. お得なきっぷ・サービス

  • 青春18きっぷ(年齢制限なし、普通列車乗り放題でお得)

  • 新幹線の「お先にトクだ値」(インターネット予約で最大50%割引)

  • 株主優待割引(鉄道会社の株を保有すると割引券がもらえる)


バスのお得な利用方法

1. シニア向け割引制度

公共交通機関のシニア割

自治体と連携してシニア向けの特別割引を提供している公共交通機関があります。普段使いのバスや鉄道が割引料金で利用できます。

<北海道>

札幌市「敬老パス」:70歳以上。指定交通機関を優待料金で利用できる有料パス。

日高町「高齢者バス乗車証交付事業」:70歳以上向けの定額パス。負担額は有効期間により異なる。

<東北>

秋田市「シニアアキカ」:65歳以上が100円で乗車できる高齢者コインバス用ICカード。

仙台市「敬老乗車証」:70歳以上が割引価格でチャージできるIC乗車証。

福島県福島市「ももりんシルバーパスポート」:75歳以上を対象に交付する高齢者無料乗車証。

岩手県盛岡市「まちなか・おでかけパス」:70歳以上が購入できるバス乗車割引パス。1000円または2000円で販売されるパスを提示して、毎回100円で乗車可能。

<関東>

東京都シルバーパス:70歳以上向けの定額パス。

横浜市「敬老特別乗車証」:70歳以上向けの定額パス。負担額は収入状況等に応じて異なる。

川崎市「高齢者外出支援乗車事業」:70歳以上向けの定額パス。負担額は有効期間によって異なる。

群馬県館林市「高齢者路線バス定期券」:70歳以上。全路線で利用できる6か月分の定期券。条件付きの無料交付。

千葉県印西市「ふれあいバス無料乗車カード」:70歳以上が対象の”ふれあいバス無料乗車カードFUREiCA(フレアイカ)”。

<関西>

大阪市「敬老パス」:70歳以上が地下鉄と市バスで使える敬老優待乗車証(ICカード)。

堺市「おでかけ応援制度」:65歳以上を対象にしたフリーパス。

京都市「敬老乗車証制度」:フリーパス証もしくは敬老バス回数券。収入状況等に応じた負担額あり。

神戸市「敬老パス」:70歳以上を対象とした敬老優待乗車証。小児料金で乗車できる。

西宮市「高齢者バス運賃助成事業」:70歳以上にICカードのチャージに使える割引券を配布。年間5,000円分。

姫路市「高齢者バス等優待乗車助成制度」:75歳以上。バスの割引、船舶・タクシーの助成券。

<中部>

名古屋市「敬老パス」:市バス・地下鉄などに乗車できる定額ICカード。

静鉄バス「大御所パス(高齢者定期券)」:70歳以上。割引価格で乗れるICカードLuLuCa。

富士市「公共交通プラチナ回数券」:70歳以上を対象に、2,000円分の共通回数券を1,000円で販売。5冊まで購入可能。

<甲信越>

長野県松本市「福祉100円パス」:70歳以上。路線バスと上高地線電車が1回100円で利用できるパスポート。

茅野市「公共交通(路線バス)利用者証」:65歳以上。指定の路線バスを上限300円で利用できる。

<中国>

宇部市「高齢者バス優待乗車証」:700歳以上が1乗車あたり100円で乗車できる優待乗車証。

<四国>

徳島県阿南市「高齢者バス乗車券」:70歳以上に交付される乗車券1冊(72枚綴)。

<九州>

長崎県佐世保市「敬老パス」:75歳以上を対象に交付する路線バスの無料乗車証。

北九州市「ふれあい定期」:75歳以上が購入できる割引定期パス。料金は有効期間によって異なる。

大分市「長寿応援バス事業」:70歳以上が利用できる割引パス。

熊本市「おでかけICカード」:70歳以上が公共交通機関を8割引きで利用できる割引パス。

その他の交通機関の高齢者割引

WILLER EXPRESS「シニア割」:高速バス。路線によってはシニア割引(55歳以上)に。

小田急バス「ナイスパス」:65歳以上を対象とした特別割引乗車券。

日本交通 鳥取エリア「シルバー悠遊」:65歳以上が使える割引定期券。

2. お得な乗り方(旅行など)

  • バスツアーの活用(宿泊+観光込みの格安プラン)

  • 夜行バスの利用(移動と宿泊を兼ねるとコスト削減)

  • 回数券・乗り放題パスの活用


飛行機のお得な利用方法

1. シニア向け航空券

JAL「シニア割引」

満65歳以上の方が対象で、国内線を割引価格で利用可能です。事前の会員登録が必要ですが、お得に利用できます。

ANA「スマートシニア空割」

65歳以上のシニア向けの特別割引運賃です。空席がある場合に適用され、通常料金より安くなります。

LCC(格安航空)の早割活用

LCC(ピーチ、ジェットスター、スプリング・ジャパンなど)のセールや早割を利用すると、国内線でも格安で移動可能です。

主なサービス

JAL「当日シニア割引」:65歳以上限定の割引価格。

ANA「スマートシニア空割」:65歳以上限定の割引価格。

ソラシドエアの「65歳からのシニア割」:65歳以上限定の割引価格。

スカイマークの「シニアメイト1」:60歳以上限定の割引価格。搭乗日前日(朝7時)~搭乗日当日までの予約に限る。

エアドゥの「DOシニア65」:65歳以上限定の割引価格。搭乗日当日の予約のみ。

スターフライヤーの「スターシニア」:65歳以上限定の割引価格。当日予約も可能。

2. お得なマイル・ポイント活用

  • JAL・ANAのマイルを活用(無料航空券に交換可能)

  • クレジットカードのポイントを移行(年金生活でもポイントを貯める方法)

  • キャンペーン・セールを狙う(LCCのセール時期をチェック)


まとめ

シニア向けの移動手段は、割引制度を活用すればお得に利用できます。

  • 電車 →「大人の休日倶楽部」、私鉄のシニアパス、新幹線割引

  • バス →「シニア割引」、市バスの敬老パス、バスツアーの活用

  • 飛行機 →「シニア割引航空券」、LCCの早割、マイル活用

これらの制度を上手に使って、快適でお得な移動を楽しみましょう!

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[この記事を書いた人] さんぽ

こんにちは、「さんぽ」と申します!
昭和生まれのシニア世代ですが、新しいことに挑戦するのが大好きです。特にVRやMRなどの最新技術には目がなく、仮想空間の可能性を探求しています。現代の技術と未来の世界が融合する瞬間に触れると、わくわくが止まりません!

一方で、歴史的な名所を訪ね歩くのも私の大きな趣味です。時代を超えて残る建築物や風景に触れるたび、先人たちの知恵や努力に思いを馳せています。旅先では、アナログ腕時計と愛用のトラベラーズノートを手に、出会った景色や感じたことを手書きで記録するのが私流の楽しみ方です。

「新しいことも、古いことも」どちらも愛しながら、毎日を楽しく過ごすことをモットーにしています。どうぞよろしくお願いします!

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