「みずならのいのち」/大人におすすめのイチオシ絵本

大人にこそおすすめしたい絵本。その一つが『みずならのいのち』という作品です。

「みずならのいのち」は木の話。木の面白さを描いた作品というのは他にはなかなかない。長生きした木が倒れて、でもリスが隠していた木の実から芽が出て、また新しい気が誕生する。自然のシステムの素晴らしさに感動。

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ストーリー

シマリスが隠して忘れてしまったどんぐりから芽を出したのがこの物語に登場するみずならです。

みずならは大きく成長し、たくさんの動物たちにどんぐりを与え、また安全な住みかを提供していました。

みずならは北海道の厳しい自然の中でさまざまな試練に遭いながらも、しっかりと根を張って強く成長し続けます。そしていつしか800歳となり・・・。

作品について

北海道の自然の中で生きるみずならの木の生態を、躍動感と力強さのある版画で描いた名作絵本です。手島圭三郎さんの作品集の中では「いきるよろこび」シリーズ 全15冊のうちのひとつになります。

作者について

作者の手島圭三郎(てじまけいざぶろう)さんは北海道在住の版画家・絵本作家。中学校教師を20年務めた後に木版画家として独立した方で、主に北海道の生き物をテーマにした作品を手掛けています。

手島さんの版画は力強さと優しさを兼ね備えた味わい深い画風が人気で、『ひとりだちするきたきつねのこども』『しまふくろうのみずうみ』『おおはくちょうのそら』『くまげらのもり』など注目作が目白押しです。

作品には 「カムイ・ユーカラ全5巻」 「手島圭三郎の幻想シリーズ全3巻」 「北の森の動物たちシリーズ全5巻」 「いきるよろこびシリーズ全15巻」 「大自然のいのちの物語シリーズ 」  があります。

『しまふくろうのみずうみ』で日本絵本賞受賞、『カムイチカプ』 で厚生省児童福祉文化
奨励賞受賞、 『きたきつねのゆめ』 でイタリア・ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞しています。

また『きたきつねのゆめ』では ’87 ニューヨークタイムズ選 世界の絵本ベストテン に、 『おおはくちょうのそら』 では ’88 ニューヨークタイムズ選 世界の絵本ベストテンに選ばれました。

 北海道紋別市出身で江別市在住。平成29年北海道功労賞、平成30年度地域文化功労賞を受賞しています。

手島さんは2021年、40作目となる『きたきつねとはるのいのち』の刊行を節目に創作活動から引退しました。

深掘り情報

NHK日曜美術館にて2021年10月に放送された「北の息吹を刻む〜絵本作家・手島圭三郎 最終作へ〜」の番組内でさまざなな作品が紹介されています。

イベントとして原画展が開催されることがあります。原画を常設展示している施設はありません。

手島さんが在住する江別市の旧町村農場や大麻公民館には、手島さんの版画作品が展示されています。

関連グッズ

手島圭三郎さんの版画作品は摺師工房の竹芳洞にて取り扱われており、通信販売もされています。

関連施設

関連施設はありません。

作品の感想・口コミ

「あっという間に惹きこまれた。」

「木の物語なんてはじめて。しかもこれほど心に残るとは・・・」

「他の生き物たちとの共生、人には理解できないほど長い生命、そして自然の猛威を受け入れるしかない宿命・・・その全てに心打たれました。」

作品情報

書名 みずならのいのち
作者等 作/手島 圭三郎
出版社 絵本塾出版
発行年月 2008年03月

大人におすすめの絵本、現在30冊です。byきみ子 満月をまって(作/メアリー・リン・レイ 絵/バーバラ・クーニー 訳/掛川 恭子) モチモチの木(作/斎藤 隆介 絵/滝平 二郎) しまふくろうのみずうみ(作/手島 圭三郎) おおはくちょうのそら(作/手島 圭三郎) ひとりだちするきたきつねのこども(作/手島 圭三郎) みずならのいのち(作/手島 圭三郎) おじいちゃんわすれないよ(作/ベッテ・ウェステラ 絵/ハルメン・ファン・ストラーテン 訳/野坂 悦子) ちびっこひぐま(著/ジョン・ショーエンヘール 訳/工藤...
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