フルタイムで働いていた頃より時間に余裕ができるシニア世代。リタイア後、何か新しい趣味を始めたいと思うかもしれません。
さあ、何をしようかしら?
趣味として、手芸を始めるとしたら?
手芸は、指先を使うことで脳の活性化に繋がり、心身の健康維持にも役立つ素晴らしい趣味です。
今回は、手芸の魅力や始め方、おすすめの作品アイデアをご紹介します。
このページの目次
はじめに:シニア世代に手芸がおすすめ・人気の理由
手芸は、年齢や性別を問わず楽しめる趣味の一つです。特に定年後のシニア世代には、次のようなメリットがあります。
●心のリラックス(達成感・癒しの時間)
●交流の機会が増える(手芸教室への参加・作品のプレゼント)
脳の活性化
指先の運動: 細かな作業を行うことで、指先の感覚が鋭くなり、脳の刺激になります。
集中力の向上: 手芸に没頭することで、集中力が高まり、日常のストレス解消にも繋がります。
心のリラックス
達成感: 作品が完成したときの喜びは大きく、自信にも繋がります。
癒しの時間: ゆったりとした時間の中で作業することで、心が落ち着きます。
交流の機会が増える
手芸教室への参加: 同じ趣味を持つ仲間と出会えます。
作品のプレゼント: 家族や友人に手作りの品を贈ることで、喜びを共有できます。
シニアにおすすめ・初心者でも始めやすい手芸ジャンル
手芸にはさまざまな種類がありますが、特にシニア世代におすすめの手芸をいくつかご紹介します。
編み物
●おすすめ理由: 毛糸を使った編み物は指先を使うため、手のリハビリや脳トレに最適です。
●おすすめ作品: マフラー、帽子、セーターなど。
●始めやすさ: 必要な道具は編み針と毛糸だけ。初心者向けキットも販売されています。
●始め方: 初心者向けのキットや動画を参考に、基本の編み方から練習しましょう。
まずは、マフラーなど小さなものから作ってみましょう。
いずれはセーターなどの大作を、自分で作れるようになるかもしれません。
刺繍(ししゅう)
●おすすめ作品: ハンカチ、クッションカバー、タペストリーなど。
●始め方: 図案集を利用して、簡単なステッチから始めてみましょう。
まずは、ハンカチ、クッションカバーなど小さなものから作ってみましょう。
パッチワーク・キルト
●おすすめ理由: 布の色や柄を組み合わせる作業が、創造力を刺激します。
●おすすめ作品: ブランケット、バッグ、小物入れなど。
●始めやすさ: 使わなくなった衣類や布の切れ端を再利用して、環境にも優しい趣味です。
●始め方:初心者用のパターンを選び、小さな作品から挑戦してみてください。
クッションカバーやタペストリーなど、かんたんなものからがおすすめです。
バッグやポーチを作れるようになれば、お友達へのプレゼントも自作できるようになりますよ。
ビーズアクセサリー作り
●おすすめ理由: 細かい作業が得意な方には特にぴったり。おしゃれなアクセサリーを自作できます。
●おすすめ作品: ネックレス、ブレスレット、イヤリングなど。
●始めやすさ: ビーズと糸、針があれば手軽に始められます。
●始め方: デザインがセットになったキットを使うと簡単に始められます。
ネックレスやイヤリングを作ってみましょう。プレゼントにも活用できますよ!
手作りカード・ペーパークラフト
●始めやすさ: 色紙やステッカー、はさみなどを揃えるだけ。
誕生日カードや季節の挨拶カードをデザインしてみましょう。プレゼントすれば驚かれること間違いなしです。
手芸の始め方・楽しむためのポイント
- 無理なく始める・オンラインリソースの活用
- 道具・材料
- 教室やサークルに参加
無理なく始める・手芸は初心者でも安心
動画チュートリアル: インターネット上には多くの手芸動画があります。
ブログやサイト: 手芸専門のサイトで情報収集が可能です。
手芸は初心者でも安心して始められる趣味です。高齢者にもハードルが高いわけではありません。
特に、手芸初心者向けのキットを利用すると、材料が揃っていて手軽に始められます。
YouTubeやブログで無料の手芸チュートリアルを探すのもおすすめです。
初心者向けの手芸レッスン動画もたくさんあるので、YouTubeでチェックしてみましょう。
どの手芸をはじめるか決まっていない場合でも、YouTubeで見て、自分にもできそうかどうか判断することもできます。
YouTubeでなく本でじっくりと確認したい、そんな時は図書館や書店で入門書を探すことがおすすめです。
道具と材料の選び方
長時間使用しても疲れにくい道具を選ぶことが大切です。
手芸用品を揃えるにしても、今ではインターネットでかんたんに購入することができます。
Amazon(アマゾン)や楽天市場がおすすめです。実物を確認したいなら、手芸店に行ってみましょう。
教室やサークルに参加・コミュニティへの参加
仲間づくり: 同じ趣味を持つ人との交流で、楽しみが広がります。
地域の手芸教室や講座に通うと、新しい仲間との交流も楽しめます。
オンラインフォーラムやSNSグループで作品をシェアするのも良い方法です。
おすすめの手芸作品アイデア
季節の飾り物
春:桜のモチーフの刺繍や編みぐるみ
夏:涼しげな色合いのビーズアクセサリー
秋:紅葉をイメージしたパッチワーク
冬:クリスマスオーナメントや暖かい編み物
実用的なアイテム
エコバッグ:布で作るオリジナルデザイン
ポーチや財布:刺繍やパッチワークで個性を演出
クッションカバー:お部屋のアクセントに
家族へのプレゼント
孫へのおもちゃ:安全な素材で作る手作りおもちゃ
家族写真のアルバムカバー:手芸で飾り付けて特別な一冊に
手芸を続けるためのコツ
●新しい技法に挑戦
●作品をシェアする
マイペースで取り組む
時間を決める・・・一日30分など、自分のペースで続けましょう。
無理をしない・・・疲れたら休憩を取り、楽しむことを第一に。
新しい技法に挑戦
ステップアップ・・・慣れてきたら新しい技法や複雑なデザインに挑戦。
学び続ける・・・本や教室で技術を磨きましょう。
作品をシェアする
SNSで公開・・・作品を写真に撮って共有すると励みになります。
展示会への参加・・・地域のイベントで作品を展示してみましょう。
ハンドメイド作品は売ることもできる
手芸を始めて上手に作れるようになれば、作品は売ることもできます。
特に、アクセサリーやバッグといった雑貨などを販売するときには、基本的に許可や資格も不要です。
販売方法もいろいろあります。ちょっとしたお小遣い稼ぎができるかもしれません。
高齢になってから始めたミシンで頑張っている方もいらっしゃいますね。
頑張っています🤭
82歳と86歳。
神さま、今日もいのち、ありがとうございます😊#昭和レトロ#レトロ#がま口バッグ #がま口リュック#職人 #G3sewing #幸喜高齢者 #高齢者 #ミシン pic.twitter.com/zeTquhxsKv— G3sewing®︎ (@G3sewing) November 5, 2024
手芸を始める際の注意点
目の疲れに注意・・・適度に休憩を取り、照明を明るくして作業しましょう。
道具の安全管理・・・ハサミや針などの鋭利な道具は安全に取り扱ってください。
無理のない姿勢・・・長時間同じ姿勢にならないよう、適度に体を動かしましょう。
手芸がもたらす効果
手芸を通じて得られるのは作品だけではありません。
心身ともに多くのメリットがあります。
●達成感: 完成した作品を見て自信がつきます。
●人とのつながり: 作品を見せ合ったり、教え合ったりすることで人間関係が広がります。
シニア世代が新たに始める趣味として、おすすめの1つです。
まとめ
手芸は定年後のシニア世代・高齢者にとって、健康的で充実した趣味のひとつです。
自分のペースで楽しめ、作った作品が生活を彩る手芸は、毎日の生活を豊かにしてくれるのではないでしょうか。
ぜひこの機会に、自分に合った手芸を始めてみてはいかがですか?