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【健康】認知症や動脈硬化を予防!? 血管の老化を食い止め、若返らせるための最新方法とは?

中高年になるにつれて、健康面でいろいろと気を配らなければならないことが増えてきますが、やはり注目してしまうのは老化の問題。

特に脳の老化である「認知症」や、命に関わる「動脈硬化」「心筋梗塞」は、誰にとっても他人事ではない一大関心事です。

認知症や動脈硬化を予防するためなら何でも挑戦していきたい。実践したい。

そんな中高年のぼくたちが早いうちから実践したいのが「血管の老化を防ぐ」ことだと思います。

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このページの目次

血管の老化が数々の疾病を招く

血管がゴムチューブのようなものだとすれば、それを老朽化させる原因は「粗雑な扱い」と「内部の詰まり」だと言えます。

血管もゴムチューブも新しいうちは伸縮性に優れ、内部もきれいです。でも長く使っているうちにだんだん硬くなり、内側に汚れがこびりついて流れが悪くなります。

血管が老朽化することで、次のような疾病のリスクが高まります。

動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、くも膜下出血、脳血管性認知症 など

血液が正常に流れない状態が続くと、栄養素も老廃物も運搬されにくくなるので、細胞の維持が困難になっていきます。近年ではアルツハイマー病も脳の血行障害が原因だという意見が出ており、血管をいかに健康に保つかがアンチエイジングの重要なカギと考えられています。

血管の寿命を延ばすには

最近は医療器具で簡単に血管年齢を測定できるようになりました。スマートフォンのアプリになっているものもあります。こうした測定器は血管の柔らかさや緊張状態をさまざまな方法で測定しているものなので、ある程度の判断材料になります。

硬くなった血管を正常な状態に戻す=血管の寿命を延ばす」ためにできることは、一般には次のような事柄だとされています。

1.血管内に付着した老廃物を除去する

血管の内側の壁にはコレステロール中性脂肪などからできる血栓(プラーク)と呼ばれるかたまりが付着していきます。

健康なうちは付着してもすぐに剥がされ、溶けて流れてしまうのですが、不健康な血管では剥がれずにどんどん積み重なっていきます。

血管壁が血栓(プラーク)でいっぱいになるにつれて血管は狭まり、血管自体の伸縮性も失われ、血液の流れも悪くなります。

脂質塩分を控えて血液内の老廃物を増やさない努力をするとともに、魚油に含まれるDHAEPAなど、俗にいうオメガ3系脂肪酸を摂取して、血栓を溶かしていくといった試みが必要になります。

これが俗にいう「血液をサラサラにする」ということですね。

2.身体に適度な運動負荷をかける

適度な運動が健康に良いというのは、誰もが耳にしたことのあるお決まりのフレーズです。運動負荷をかけて筋肉を鍛えることで基礎代謝が高くなるので、脂質を燃焼しやすい身体に近づけることができます。

筋肉を動かすことは血管のマッサージにもなると言われており、硬くなった血管をほぐしながら血行を促進させる効果が期待できます。

食事制限をしながら適度な運動も行うことで、老廃物を押し流して血管内をきれいにしていくことができると考えられます。

3.ストレスをかけない

心理的・肉体的なストレスは血管を収縮させ、硬くする原因になると言われています。

歳を追うごとにストレスの発散や解消は困難になる傾向にあるので、中高年になったらストレス軽減策を本気で考えなければなりません。

ストレスとの付き合い方や、ストレスの往なし方は、トレーニングで体得できるという意見もあります。近年ではマインドフルネスが流行の兆しを見せるなど、心をコントロールする術を求める動きも高まっています。

血管年齢を若返らせる有効成分とは?

血管の状態を健康に近づけるための食品として、これまでにさまざまなものが挙げられてきました。食物繊維、オメガ3系脂肪酸、ポリフェノール、カロテノイドなど、一般に知られているものはたくさんあります。

ここでは最近注目を集めているものに限り、紹介していきます。

エピガロカテキンガレート

緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、ガレート型カテキンの1つです。脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされています。

一般的には、お茶を15℃以下の冷水で1時間ほど水出しすると、エピガロカテキンガレートの成分が引き出せると言われています。

フェルラ酸

抗酸化作用を持つポリフェノールの一種として注目されています。

米ぬかから抽出されたフェルラ酸がアルツハイマー型認知症の症状改善に有効だという研究結果がいくつか報告されています。

ラクトトリペプチド

抗動脈硬化作用が注目されているラクトトリペプチド(LTP)は、乳酸菌発酵で得られる天然成分です。血管の拡張や、血液の循環を促進する働きが期待されています。

乳酸菌飲料のメーカーなどが開発を進めています。

ケルセチン配糖体

玉ねぎに多く含まれるポリフェノールの一種がケルセチンで、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果があると言われています。このケルセチンを身体に吸収しやすくする目的で糖と結合させたものをケルセチン配糖体と呼んでいます。

ケルセチン配糖体は脂肪の分解をサポートすると考えられており、トクホ指定の食品に使われたりしています。

まとめ

メディアやメーカーから「血管を若返らせる」「血液をサラサラにする」のに役立つ、さまざまな有効成分が次々と挙げられています。

それらがどの程度有効なのか、即効性があるのかないのかは、より研究が深まれば次第に明らかになってくるかもしれません。

しかし、血管年齢を急激に若返らせる方法は現段階ではありません。食べたいものを好きなだけ食べて、運動をしないでいても血液がサラサラになるような方法があるのなら、それは素敵なことですが・・・。

中高年になったら、血管をいたわることを考えないわけにはいきません。血管を若返らせる近道は、自分の食事と生活習慣を見直してみることに尽きるのかもしれませんね。

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