なた豆の効果、もう体験しましたか?
私は初めてなた豆成分配合の歯磨き粉を使った時、
「なにこれ、ほかのと全然違う!」
とマジで衝撃を受けました。
それまであまり目立つことのなかったなた豆が今、各方面で引っ張りだこです。
このページの目次
なた豆って何?
刀豆と書いてなたまめと読む、このあまり馴染みのない豆類は、口腔ケアという視点からスポットライトを浴びるまでは「食べたことない」食材でした。
このなた豆、福神漬けにも使われているんです。知ってました?
また、若いさやは炒め物に使っても美味しいそうです。
今、なた豆の成分が配合された歯磨き粉やサプリメント、お茶などが大人気なんです。
特に歯磨き粉は手軽に手に入るため、かなり広まっています。その効果を体験すると元に戻れなくなるほどです。
なた豆成分の効用とは?
なた豆の持つ成分で注目されているのはカナバニンとコンカナバリンAという独自の成分。そしてウレアーゼ、サポニンです。
カナバニン
カナバニンには次のような作用があると言われています。
・膿(うみ)を抑制し、排出を促す作用
・殺菌作用
口腔内に炎症がある場合、カナバニンはその炎症を抑え、細菌を除去するのに役立ちます。また、化膿した患部の膿を抑え、体外へ排出する働きもあると言われています。
コンカナバリンA
コンカナバリンA効果もカナバニンに似ています。
・殺菌作用
・免疫力の向上作用
カナバニンと同じく膿を抑制して排出する作用があるので、カナバニンとのダブル効果で口臭対策に役立ちます。また、ウイルスやがん細胞にも対抗できるような抗菌作用があり、免疫学の分野でも研究が進められています。
ウレアーゼ
ウレアーゼは尿素を分解する働きを持つ酵素です。なた豆にはウレアーゼが豊富に含まれており、この成分が腎臓の働きをサポートすると考えられています。
また、腎臓の機能低下から起こるむくみなどにも効果が期待されます。
サポニン
サポニンには脂質の分解を促進する作用や、コレステロールの吸収を抑える働きがあると考えられています。
また、肝機能を助ける働きも期待できます。
なた豆にはこれ以外に、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれているといわれています。
どんな場合におすすめ?
なた豆は特に次のような疾患がある場合に、特におすすめです。
特に蓄膿症で鼻腔に膿が発生すると、のどや鼻などに流れ出てくるため、それが原因で口臭がきつくなったりします。カナバニンはこうした悩みの解決にも役立つとされています。
口臭は誰にとっても悩みの種です。膿を抑える働きや膿を排出しやすくする働きを持つなた豆成分は、膿を伴う口腔疾患で苦しむ人たちにはこの上なく頼れる助っ人になってくれることでしょう。
口腔の疾患以外でも
なた豆の成分は口腔の疾患以外でも効果が期待されます。
痔瘻(じろう)のように膿を伴う肛門疾患にも、なた豆に含まれるカナバニン・コンカナバリンAの排膿作用が効果を発揮すると言われています。
なお、痔瘻のサポートが目的の場合はなた豆茶がよく利用されます。
なた豆成分を含む製品
なた豆成分を含んでいる製品はいろいろあります。
なた豆歯磨き粉
なた豆成分が入っている歯磨き粉を使うと、口の中のネバネバがスッキリととれるさわやかさが実感できるということで、とても好評です。
通常の歯磨き粉のようにミントの香りで口臭を閉じ込めるような感覚ではなく、臭いごとさっぱりと洗い流したような感覚です。
柿渋エキスやどくだみの成分も配合し、口内洗浄にこだわった歯磨き粉「爽快なた豆歯磨き粉」が特に人気です。
なた豆茶
なた豆の排膿作用を生かして、主に口腔のトラブルや蓄膿症などの不快なネバネバやグズグズの解消に効果が期待できるのがなた豆茶です。
なた豆は中国では漢方薬として使われることもあるので、なた豆茶は普段から健康茶として飲用するのにも向いています。
ノンカフェインの「赤なた豆茶」は飲みやすいと評判です。
なた豆サプリメント
なた豆成分を含むサプリメントには、口臭を身体の内側からシャットアウトする効果が期待できると評判です。
なた豆成分を配合した「エチケットサプリ」は、口臭に悩む人たちの必須アイテムになりつつあります。
まとめ
なた豆の効果は古くから知られていましたが、口腔環境のサポート向けに製品が開発されたのは最近です。これからも精力的に研究が進められていく分野だと思われます。
口臭などに悩んでいる人にはおすすめのなた豆成分。歯磨き粉やサプリメント、なた豆茶にピンと来た人は、ぜひ一度試してみてはいかがですか。